船往来
去る船来る船
2002年度も新規に加わってくる船もあれば残念なことに売船されたりして離れていく船達がいます。そして船の名前もはっきりしてきました。それらの船の中にはこれまでに多くの人々に愛され、また、きっと多くの乗船者に忘れられない思い出を作ってきた船も数多くあるはずです。今ならまだ最後のクルーズに間に合うこれらの船を出来る限り詳細に船主、船名別に皆さんに今日はご紹介します。

オランダアメリカライン

”ウエステルダム”号:3月2日フォートローダーデール発のカリブクルーズを最後にコスタクルーズに移籍されドックで改修工事後 船名も”コスタヨーロッパ”号に変更され4月に再就航が予定されています。本船は1986年建造53,872総トン1,494名乗りで保有船の中では一番古い方の船であり大型の新造船がたくさん進出してきたカリブ海やアラスカクルーズではもはや太刀打できなくなったのが主因? でも1989年には改造工事も行っているなど移籍すれば更なる活動が出来ると判断された?のかな!

ロイヤルカリビアンクルーズ

”バイキングセレナーデ”号:2月1日ロスアンジェルス発の13日パナマ運河クルーズを最後に英国のファーストチョイス社との合弁企業に移籍されドックで化粧直し後”アイランドエスケープ”号となってヨーロッパ地域クルーズで再出発します。
この船も、ロイヤルカリブではもっとも船齢の高い船で建造は1982年で、はや20歳、船型も一番小さくて40,132総トンで1,500名乗りです。今回合弁会社への移籍後の活躍にはクルーズ業界こぞって注目していますがそれは30歳台未満の船客をターゲットにした実験船となっているためです。是非成功してあとに続く船たちに元気を与えてほしいと思います。
プリンセスクルーズ(No-1)

”クラウンプリンセス”号は2002年4月9日サンディエゴ発フォートローダーデールまでの15日間パナマクルーズを最後に新たに作られた同じグループ企業のA'ROSAに移籍され、その後ドック改修後ドイツ船客をターゲットにした”エイローザブル”号となって6月に再就航予定です。
丁度1990年建造で12歳船型も今一番使い勝手が良いのが理由かな?でもドイツ語を話せる船になるのを喜んでいるのかな?だって船内、すべてドイツ語の表示になるって!!
プリンセスクルーズ(No-2)

”オーシャンプリンセス”号:2002年9月28日バンクーバー/フォートローダーデール間の17日間パナマクルーズを終えると親会社のP&Oクルーズに移籍され”オセアニア”号となって11月1日から再度フォートローダーデール発のクルーズに入ります。
この船の場合は少し話が違います。と言うのも本船の建造されたのが2000年で大きさも77,000総トン1950名乗りとこれからの活躍が期待できる船  そうなんです! 出来る船を親会社がほしがって引き抜いたと言うほうがわかりやすいかも知れません。  世間でよくある話!!納得
プリンセスクルーズ(No-3)

”パシフィックプリンセス”号は2002年10月20-27日のニューヨーク発7日間バミューダ-クルーズを終えると売船が予定されていますが いまだ買手等は明らかにされていません。
仕方がないのでしょうね!なんといっても一番の古参の船1971年から走っているのですから、もう30年たちました。しかも20,186総トンで640名乗りとカリブ海などではもはや10万トンクラスがわんさと就航している今日競争になりませんでした。でも何とかまだどこかで活躍してほしいのですが!祈っています
シーボーンクルーズ

”シーボーンサン”号:2002年の世界一周航海を最後に4月23日オランダアメリカラインに移籍され、そして改修工事の後6月3日には”プリセンダム”号として再デビューすることが決定されています。
この船の移籍理由は難しいのですが、考えられるのは他のシーボーンの船名のついた船がすべて豪華で小さくヨットタイプ船なのに本船だけがなぜか37,845総トンもあってクルーズカテゴリーが違い船客層も異なるのでこの際カーニバルグループでのリロケーションを行う一環だと思われます。
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