レジデントシー
”ワールドオブレジデンスシー”号は3月16日(土)に造船所を出港しノルエーのオスロで初めて船客の乗船が3月28日に行われます。ただ、残念なことに当初の予定では今春に米国にくることになっていましたがこれはキャンセルされヨーロッパに止まることになりました。
あの動くコンドミニアムが動きます!
アイルランドはヨーロッパでもクルーズ船が頻繁に寄港する国ですが今年は10万トンクラスのメガシップが多くなるそうです。
まず、
セレブリティクルーズの”コンステレーション”号、ロイヤルカリビアンの”ブリリアンスオブザシー”号そしてカーニバルクルーズの”カーニバルレジェンド”号と上述の”ワールドオブレジデンスシー”号もダブリンとコークに寄港が決まっています。
昨年10月19日にハワイクルーズを運航していた”アメリカンクラシックボイジャー社”が倒産したが既報の通りこの船社は米国人による2隻の米国籍客船建造をミシシッピーのリットン造船所で行っていたが第1番船が37%完成半ばで挫折していた。

実はこの船に関しては政府の建造補助金が出ていたこともあって議会を巻き込む問題になるかもしれなかったのであるがここに来て米国軍隊が遠くアフガン問題を発端としてペルシャ湾岸地域に長く駐留することになって、この2隻を軍隊が購入して使用する方向でまとまりつつあるのである。
何と言ってもリットン造船所はあの軍需産業の勇グラマン社の傘下の企業であり、その辺では軍と密接につながっている。

英国も過去フォークランド戦争の時に”クイーンエリザベス2”号を軍隊の派遣や後方支援に徴用した経緯があるなど確かに今まで米国に無かったほうが不思議ではあった。

業界ではクルーズ船新たなる再利用の方法からも白色の船体が灰色に塗られるか興味を持って見ているのである
当初の完成予想図
リットン造船所
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