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2003年4月
パシフイックスカイ号のトラブル
P&O (Australia)が運行しているパシフイックスカイ号は3月15日にニュージーランドのオークランドへ11日間のトンガ、サモア、フィジー南太平洋クルーズを急遽キャンセルしてに戻った。

調査の結果は船体両舷部が錆びにより亀裂が生じ船のバラスト水のコントロールが出来ず安全に航行が出来なくなっていたことが判明。これにより3月23日発のクルーズは自動的にキャンセルとなった。
しかし今度は修理するにもニュージーランド最大のデボンポートにも本船が入れるドックが無く結局8−10日間をかけてアフロート(浮かした状態)で修理はなされることになったが3月23日発のクルーズは自動的にキャンセルとなった。  
パシフイックスカイ号(以前の船名:パシフイックプリンセス号、Sitmar Cruises社のフェアースカイ号)はを余儀なくされた1984年フランスで建造,46087総トン240.39mx27.84船客1,200名クルー535名乗り
大きな問題

実はクルーズ船客はこのことをすぐには知らさず、朝、目が覚めたら太陽の昇ってくる方角が違う挙句の果てに突然の下船ととなったから大変。しかも当初オークランドを出港する前から船が傾いていたとの証言もある。
船客は
船で起こって
いることを
知らなかった
シドニー港停泊中のの本船
オークランドの天候は快晴だった
おかしいな傾いているぞ!
旅名人からの一言アドバイス

わずか船齢20年未満の船でも船主が代わり船名も代わった船はメンテナンス上問題が起こるケースも多々あることから。この点も要チェックです。

他方の例はQE2のように最初から30年以上使用する計画で建造しメンテナンスがなされている良いケースがあります。
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