今月の話題
2002年7
異常気象
先週、米国から帰ってきましたが現地ではワールドカップの話は皆無でもっぱら話題の中心は異常気象の話でした。それほど今年の天候は異常で、クルーズの一大基地であるマイアミ港、フォートローダーデール港、ポートカナべラル港のあるフロリダ半島がひどく。特に南東部地区では雨、雨また雨の毎日が続き過去最高の降雨量を記録し各地で洪水が起こり道も冠水するなど被害も大きく拡大してしまいました。当然のこととしてこちら側で雨が降りすぎると逆に米国西部地区では乾燥のため山火事の被害が大問題となっています。
真っ黒な空と雨の降り続くマイアミ港の状況
アラスカ地方でも
実はアラスカでも今年は例年より雨が多いのです。もともとジュノウ港などのある中部海岸付近は雨が多いのですがこの地区、とにかく5月初めから始まったアラスカクルーズのシーズンも既に7月に入り半分が過ぎましたがこれまですっきりと晴れた快晴の日が無いのです。晴れても小雨がぱらついたり未明に降ったり又雲も多くてどんよりとした日が続いています。
上の写真は6月28日のジュノウ港のものですがまさしくこれが今年の天気を代表しているかのような日となっています。つまり曇り空に時々雨が混じって降ってくるというものです。又今後4日間の天気予想でも右上のように雨天が報告されています。
30日

7月1日


2日


3日
クルーズに参加するのなら
天気は最重要課題の一つ
旅行で雨に遭うほどいやのことはありませんがクルーズでもこれは同じです。現在アラスカは白夜ですから日が沈むのが夜11時過ぎで日の出が朝3時ですが実際には日没後も薄明るくて真っ暗では有りませんですから24時間楽しむことが出来るのです又気温も最高17度程度まで上がり暖かくてベストなシーズンなのですが一旦雨が降ると気温は一気に5度程度まで下がったり山沿いでは雪に変わります。

最大の観光ポイント、フイヨルドや氷河ではどうしても船外での見学となりますがこれが氷雨交じりとなると大変というのも時間が長いこともあって体の心まで冷えていきます。又写真やビデオ撮影も困難を極めます。
小雨けむる6月25日のジュノウ入港船達
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