２００3年9月

ゼニス号とホライズン号
（セレブリテイクルーズ）

この2隻の船はセレブリテイクルーズではもはや最古参の船になってしまいましたがドイツのメイヤーベルフト造船所で完成したときは世界中の注目を集めました。

というのも、当時はまだ、ギリシャのチャンドリスによって保有運航されていましたが中級クラス料金の船としては初めての設備とサービスを提供した船だったからです。
その、合言葉は”期待以上のものを提供する”でより広い部屋、豪華な装飾、スパ設置、シャンペーンやマテ二ーバーそしてバチュラーサービスをこのクラスの船で初めて導入したのです。

船名	ホライゾン	ゼニス
建造年度	1990年	1992年
総トン数	46,811総トン	47,255総トン
最大搭載船客数	1,354名	1,374名
全長x幅（ｍ）	２０７ｘ２９	２０７ｘ２９

両船の要目

そして、両船の成功が、この後１９９０年代半ばに建造された７万トンクラスのより大きな３隻のシリーズ船、センチュリー、ギャラクシー、マーキュリーの建造へと向かわせハイスタンダードのセレブリテイクルーズと言う不動の地位を築く基礎となったのです。
１９９７年にはロイヤルカリビアンクルーズに買収されて現在に至りますが今でもロイヤルカリブより一段上のクラスの船と位置づけられています。
また、現在両船は夏場はバミューダ航路にそして冬にはカリブ海と南アメリカクルーズに就航しています。